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help リーダーに追加 RSS 第3章 その4 夜に泣く者達よ

<<   作成日時 : 2006/02/05 13:57   >>

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夜に泣く者達よ、
泣くのを堪えなさい。

あなた方が例え泣いても夜明けはやってはこないだろう。
少しの明るさは
遠く月が放つ光であろうか、
いや、月はなく別の星の光である。

過去に恐れられ、
今に忘れ去られた星、
可哀相な人々の為の精一杯の宴の星である。

一日中、この星は
あちこちで出没するが、
この星を長い時間見る無かれ。
やがて視界が利かなくなるからだ。

あなた方の目は闇夜を長く歩いた為なのか、
いつの間にか光を見る事の出来ない目になるだろう。

だが、闇の果てしなさを、
遠くまで見渡す術をあなた方は身に着けている。
不安の心に苛(さいな)まれる事を忘れさえすれば、
束の間の神との交流に心躍らせるに違いなかろうものを。

来る日も、来る日も
寒さが次第に長引いて、
地球の国によっては、氷に閉ざされる。

そうだ、地球の半分は亜熱帯となるが、
半分は、極寒の苛めを受けるに違いない。

深く、深く、
広く、広く、
大地を掘り下げよ、
しばしの間をモグラの住処で過ごしなさい。

ああ、
何と言う、酷い事なのか!
人の過ちの深さよりも
私の裁く力の酷さを、
私は大いなる怒涛の震えで示さねばならないのか。

神が人を裁く事の空しさよりも
人が人を裁き合うことの方が神より勝っていると言うのか。

人を覆う宇宙のべールの大きさよりも私の愛の手が大きいならば
人を裁きはすまいに!

失い去られた親子の情よりも、
私を失うことの恐れよりも
神の裁きを終えなさい。
あなた方の裁きを終えなさい。
私が私で在るように、
「人は、私の子」だからだ。


2006年2月4日

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